「組合活動その1」

■高齢者住宅編

昨今、地震国と呼ばれる日本において、大きな地震の発生頻度が高い時期を迎えています。今後発生が想定される地震及びその被害を軽減するためには、

1.「建物の耐震性を向上させる」
2.「家具転倒防止措置を行う」

など、皆様1人1人の自発的な被害軽減行動が最も効果的且つ不可欠です。しかし阪神大震災以後、県や市の補助金もあって居住施設の耐震化は進んではいますが、家具転倒防止装置設置に関してはまだまだ普及が進んでいないのが現状です。

家屋の耐震補強となると、比較的大掛かりな工事になります。家屋の補強については業者任せになりますが、大切な家族を守るためには家具転倒防止措置(家具固定用金具等の耐震グッズを設置する)などの自分で出来る地震対策も耐震の効果として重要です。

そこで、まず今回は高齢者支援(住宅編)で「家具転倒防止措置」について取り上げていきます。家具転倒防止措置として一番よく知られているのは、ホームセンター等でも販売されている「つっぱり器具」が代表的です。その他にも、安定板や耐震マット・金具(家具固定、L型)や開き戸ストッパーなど多種に渡ります。

ここであまり知られていないのが、一部の市町村では「これらの器具の代金と取り付け費用を負担する」などの助成事業を行っていることです。助成を受けるにあたっては一部要件を満たす必要がありますが、これらを有効に利用し、きたる地震に備えて被害軽減措置を行っていきましょう。

当組合では各種助成金の申請代行を行っておりますので、本助成事業についてや申請について等、ご不明点がございましたらお気軽に当組合の担当者までお問合せください。親切・丁寧を心掛けて対応させていただきます。


環境保全事業協同組合
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