マス工事・交換

皆さんは汚水桝(マス)という言葉を聞いたことがありますか?

汚水桝とは、トイレや台所・風呂場から流れる汚水専用のマスのことです。それぞれの排水管を1本の管へ合流させる場所や、管路の折れ点などに設置されています。普段はあまり意識することのない汚水マスですが、定期的に掃除をする必要があり、放置しているとゴミや汚泥・油の塊が溜まっていきます。これらの汚物が溜まりすぎると、排水管を塞いでしまって蓋から排水が溢れてしまったり、マスの劣化やひび割れの原因にもなります。

汚水マスは自分自身で掃除することも出来ますが、臭い・汚物が服や肌につく為、慣れていない方は無理をせず業者に依頼した方がいい場合もあります。何年も汚水マスの点検をしていない方は、汚水マスの洗浄や点検を行ってください。また、劣化がひどい場合は早めの交換をおすすめします。

環境保全事業協同組合では、マスの洗浄を通常28,000円で行っております。
また、マスの交換は本来、
マスの周りが土であれば、一箇所103,000円~153,000円(税抜)
マスの周りがコンクリートであれば、一箇所123,000円~173,000円(税抜)で行っております。
ただし、当組合へ入会された方・当組合員である業者を通してご依頼頂いた方であれば、20,000円~50,000円の組合補助を使用することができます。
そのため、実質負担は
マスの周りが土であれば、一箇所53,000円~103,000円(税抜)
マスの周りがコンクリートであれば、一箇所73,000円~123,000円(税抜)で行わせていただきます。

■環境保全事業協同組合が行う「下水設備工事」について

※下記の内容がすべて含まれています。

工事後は5年間のメンテナンス保証
工事後に定期的にメンテナンスをすることで、施工後の不具合も無償で対応します。

漏水検査費
今回の工事ですべての漏水が無くなったか、工事後に確認します。水周り工事をしたことで、安心していただけるようにしっかりと確認をします。

勾配調整費
施工後にすべての排水経路の勾配が問題なく施工されているか確認し、問題があれば調整作業を行います。

排水管洗浄作業
多くの施工店がマスだけを交換して問題ないと言われますが、元々排水管に溜まっているゴミや汚物をすべてクリーンな状態にします。

単純にマスを交換するだけであれば30,000円程度で工事をする業者もありますが、当組合では工事自体の質を重視しています。

■施工の流れ

1.マスの周囲のコンクリートを砕きます。
2.マスの周囲を掘り起こし、既存のマスを取り除きます。
3.新しいマスを設置します。
4.周囲の土を戻し、穴を埋めます。
5.コンクリートを流し込み、周辺と馴染むように慣らします。