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環境保全事業協同組合

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福岡市・明石市で発生した陥没事故から見る
地盤改良の重要性

 平成28年11月8日に福岡市のJR博多駅前の市道で大規模な陥没事故が起こりました。 福岡市では平成26年10月27日にも、市道が近隣のたて 坑内への土砂流出によって陥没するという同様の事故が起こっています。福岡市交通局建設課の見解では、陥没原因は「立坑(土砂を防ぐ工事用の防壁)に土が流れ込んだこと」「地盤改良が不十分であったこと」などが原因として挙げられています。  また、平成28年11月9日にはJR明石駅の歩道の地下でも、深さ約0.9メートル、幅約0.9メートル、長さ約1メートルの空洞が発見されました。陥没の危険があるとして、土のうや砕石で仮復旧するとともに、周辺に異常がないかレーダー探査機を使っての点検が進められています。

 こうした、地盤に問題があることが原因で起こる被害は、建物を強化するだけでは防ぐことはできません。 建物自体を重視して工事を行うことは重要ですが、建物を支える地盤や基礎の状態がしっかりしていなければ、大きな被害を受けることになります。

 そこで、当組合では、独自の工法により「土の再利用」「地盤の強化」に取り組んでいます。 当組合の地盤・土壌改良は、セメント系固化材を使用せず、主成分が自然土で人体に影響がない自然土壌改良材やペーパースラッジ系固化材を使用しています。保水性・透水性に優れているため、舗装面の温度の上昇を抑制し、水たまりの発生も防ぎます。また、土も硬化していますので、土砂の流出を防ぐことができ、強固な地盤を作ることができます。

 建物だけではなく、地盤も強固にしていくことで、お客様がより安心して生活をしていくことができる環境づくりを今後も続けていきたいと考えております。